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私は本物でしょうか? 仮想インフルエンサー(Virtual Influencer)

こんにちは。Social Design チームです。
SNSやYouTubeなどでインフルエンサーという言葉を耳にしたことはありますか?「インフルエンサー」とは、”影響力”という意味の単語である”influence”に”人”を意味する接尾辞である”-er”を付けた言葉で、他人に影響を及ぼす人という意味の新造語です。 
では、そこに”仮想”という言葉を加えた「仮想インフルエンサー(Virtual  Influencer)」という言葉を聞いたことはありますか?
仮想インフルエンサーとはCGI(Computer Generated  Image)で作られた仮想の人物がインフルエンサーとして活動することを意味します。仮想人物はすでに多くのコンテンツで目にする機会がありますが、仮想インフルエンサーは彼らとは違い、SNSを通じて影響力を与える目的で作られ、私たちが知っている実在する人物のように、現実の場所に訪れたり、友達や芸能人と会ったり、ブランドとコラボしてモデル活動などを行ったりします。 実際には存在はしないけど、実在する人物のように私たちに影響力を与える仮想インフルエンサーについて、今日はご紹介したいと思います。

Lil Miquela

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2つに結んだ髪型とそばかすが魅力的な19歳のLil Miquela。彼女は米国LAに居住しています。
PRADA、BALENCIAGAなど多くのブランドとコラボし、アルバムをリリースするアーティストでもあります。 現在のフォロワー数は290万人。友達とピクニックを楽しんだり、スーパーに行ったりといった日常の姿や、ファッションショーやフェスに参加する姿を公開し、インフルエンサーとして謳歌する人生を物語っています。 

Shudu

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8頭身の完璧なスタイルのアフリカ系モデル、Shudu。彼女は英国の写真作家Cameron-James Wilsonが創造した世界初の仮想スーパーモデルです。 コスメブランド「Fenty Beauty」の専属モデルであり、Ferragamo、ellesseなどのブランドともコラボをするなど、ファッションモデルとして活動をしています。 現在のフォロワー数は21万人。どの画像を見ても、実際に存在する人物だと勘違いするほど、彼女の精巧な姿がとても印象的です。

imma

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イケア・ジャパンのモデルになっているimma。昨年、都市型店舗をオープンしたIKEA原宿のLEDスクリーンでは、immaが生活する姿を3日間、リアルタイムで更新・配信されていました。 公開された様子は、普段の私たちのように掃除をしたり、料理をしたり、ヨガをしたり、imma自身の生活に集中する姿でした。 実際に人を3日間も空間に閉じ込めたら大問題ですよね。でも immaは仮想人物なので、もちろん問題にはなりませんでした。 33万人ものフォロワーがいる彼女は、現在もファッションや日常の姿などを更新し続けています。 

以上、代表的な仮想インフルエンサー3人のご紹介でした。画像で見る姿は、私たちの友達のように実際に存在しそうですよね。
実在の人物ではない、仮想の人物を使う理由は何だと思いますか?最大のメリットは、技術さえあれば、仮想人物をどこへでも連れて行くことができ、健康やコンディションに左右されない点でしょう。コロナの影響で外での活動がなかなか難しい昨今を振り返ると、最高のメリットということが分かると思います。その他にも、マーケティングのターゲットや消費者のニーズに合わせて、国籍や性別などを設定することができる点、意図しないインフルエンサーの言動などで不祥事が起きない点なども仮想インフルエンサーをモデルに起用する理由の一つになりそうですね。
UI/UXのスタート段階での重要な課題の一つがペルソナを決めることですが、そのペルソナも仮想の人物だと言えるかと思います。私が作ったペルソナがどんな生活パターンとキャラクターを持っているのかを、ここまで紹介した仮想インフルエンサーたちの姿の様に見ることができたら、もっと簡単にペルソナの詳細に接近できるかなと思いました。
仮想と現実の境界がますます曖昧になっていく昨今、現在皆さんがフォローしているインフルエンサーは果たして実在する人なのでしょうか…?ぜひ、確認してみてください!

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