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デザイナーよ、カンファレンスに参加しよう

こんにちは、UIデザイン1チームのマネージャーをしております李宙憲です。
長い間、私はデザインの実務をしていた為、カンファレンスに関する多くの情報に接してきました。
しかし個人的にはカンファレンスに参加するより、デザインの実務に取り組んだ方がデザイナーのスキルアップになるのではないか、と思っていたのです。
ただ、今回会社がデザインカンファレンスへの参加をサポートしてくれた事により、思いもよらず、新しく良い経験ができました。様々な方との交流を通じてより視野を広げることができたこの経験を1人でも多くの方に伝え、これからのデザインワークに良い影響が与えられれば、という願いを込めてこの記事を書こうと思います。

カンファレンスについての私見

カンファレンスとは、要約すると話題について協議する人たちの集まりや会議の事をいい、話題についての研究活動、成果、経験などを発表する会です。単に発表をしたり、聴きながら情報を習得したりするだけではなく、ワークショップを通し、来場者もディスカッションや作業を通じて問題を解決する体験を得られます。
そして、ワークショップとカンファレンスの終了後は登壇者と来場者が皆でパーティーに出席し、ドリンクを飲みながらカンファレンスの話やその話に対する本人の考え、本人の経験談を話し合い、名刺を共有し(最近はインスタグラムを共有しますね)以後のネットワークを広げます。
海外から高い飛行機代や宿泊費、決して安くはないカンファレンス費を払ってまで、参加して情報を交流することについて、初めはその理由がよく分かりませんでした。しかし、自分がカンファレンスに参加しパーティーに出席して、参加者や登壇者たちと連絡先を交換したりコミュニケーションを取ったりして、やっとその価値を理解する事ができました。
様々な国籍の参加者と情報を共有しながら、自分が持っていた考えを話す事で、客観的な視点で物事が見られるきっかけとなり、知らなかった新しい情報を通して自分の視野が広がるという事を簡単に体験する事ができました。

UX LONDON

LINE社内のデザイナーを対象に、サービス提案やデザイン、プレゼンテーションまで実施する公募展があったのですが、その公募展で優勝した賞品がロンドンで開催するUX LONDONに参加できるというものでした。
私が初めて参加したカンファレンスでもあり、海外で開催されたイベントで全ての進行が英語で行われます。その当時は英語に慣れていなかったため、カンファレンスに集中する事ができませんでしたが、様々なテーマのUXに対する発表も面白く、各国別のUXと接する方法やデザインシステム等がとても興味深かったです。中でも特に面白かったプレゼンテーションは、イギリス政府で公共サービスのためのUXデザインを担当するデザイナーのものでした。イギリス政府でもUXデザイナーが仕事をしているということに驚きましたし、体系的な業務システムについて話を聞くことができて良かったです。

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Design Thinkers Conference AWWWARD

正直に言うと、今までカンファレンスに大きな期待をしていなかったので軽い気持ちで参加しましたが、それは間違った考えだったとわかりました。開催された3日間のすべての瞬間が大切な経験となり、ワークショップもクリエイティブで、とても楽しめたのです。くじ引きで選んだ素材を使用して、世の中を見る方法をテーマに参加者各々が制作を行いました。色々な国籍の方々が体験した文化をベースにしたアウトプットがとても興味深かったです。

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プレゼンテーションでは、様々な経験を持つプロたちが、デザイン哲学とスタディケースを通じてデザイン作業をする過程についての話がなされました。私の興味関心があったデザイナーたちの経験談を聞くことができて、どの映画を見るよりも、とても興味深かったのを覚えています。
一番印象深かったのは Ueno Studio の 「Design like supervillain」というプレゼンテーションでした。そのまま翻訳すると「悪党のようにデザインしろ」となります。実は色々なアニメに登場する悪党はヒーローより目標が明確で、より切実に挑戦しているので、このマインドを持って私たちもデザインをすれば、難しい問題も乗り越えることができるといった内容でした。

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自社開発した自転車の製品デザインからブランディングまで、AからZまで集めた経験を奇抜なコンセプトのストーリーテリングもとても面白くで、興味深く話を聞くことができました。

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すべての日程が終わって登壇者と参加者とお互いにインスタグラムを交換し、話を交わしたり、共感したりしながらカンファレンスの最終日の夜は更けました。

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カンファレンスに参加してみて

私が参加してきたカンファレンスは登壇者はもちろん、参加者たちも各自の分野でキャリアを積んできた経験者が多かったです。こういう方々と一緒にお話をできるということは、高い費用を払っても惜しくはない事だと思います。得る情報も多いですし、私もお話をしながら自分の考えが整理されてリフレッシュもでき、同じデザイン領域で日本のみならず世界各地で自分の分野でトップになるために努力をする姿を見て、私も反省し、もっと努力をしなければならないというモチベーションにもなりました。
そして、こういった経験をすると、より開かれた心と視野で、もっと多くの人々が共感し、喜ぶデザインが作れるようになるだろうとも思いました。
ぜひ、この記事を見た方たちが積極的に、これから開催される様々なカンファレンスに参加し、良い経験が得られると嬉しいです。

参考:UIデザイナーに役立つカンファレンス一覧

UIデザイナーは、デザインだけではなく最新技術のトレンドも敏感に情報を得ることが必要です。最後にUIデザイナーに役立つと思われるカンファレンスをリストアップしてみました。大きく分けると、UX/Tech/Designの3カテゴリーのカンファレンスがあるので、興味のある分野のカンファレンスを探して参加してみると良いかと思います。

1. UX
UI/UX Conference China
The UX Conference
EURO IA
UX India
Service Design Global Conference

2. Tech
LINE DEVELOPER DAY
LINE CONFERENCE
DeNA TechCon
google I/O
WWDC
Facebook F8 Developer Conference

3. Design
Design Thinkers Conference
In/Visible Talks
Interaction Design Education Summit
FOG Art and Design
Maison & Objet
New Adventures
IxDA Interaction
First Round
Design Indaba
Leading Design Conference
Service Design in Government
Design Week Portland


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LINE株式会社のUI/UX、スペースデザイン、ブランドデザイン、イラスト、映像制作をデザインする「クリエイティブセンター」の公式noteです。https://twitter.com/linecreative_jp

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コメント (1)
コロナウイルスが落ち着いたら、、、参加していきたいです!
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