【前編】LINEインターンのウェルカムグッズができるまで
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【前編】LINEインターンのウェルカムグッズができるまで

こんにちは、クリエイティブ戦略チームのmomoです。
LINEでは今年も夏のインターンを実施しており、8月から各職種で参加者の受け入れが始まっています。

ウェルカムグッズ製作のきっかけ


遡ること半年前、私たちクリエイティブ戦略チームは頭を抱えていました。
2020年から完全オンライン形式でのインターンとなり、自宅からのリモート参加が全コースで原則となっています。インターン参加者と社員のコミュニケーションは今まで以上に重要になりますし、オフィスへの出社がないことで「LINEで働いている」という感覚や帰属意識が希薄になってしまうのではないかと課題を感じていました。


その中で、「LINEのインターンに参加してよかった、いい経験になった」と思ってもらうためには、プログラムの中身だけではなく初めから終わりまで、休憩時間も含めて全体の体験設計をしていくことが大事なんじゃないだろうか?と気づきました。そこで、インターンという体験をより良くするための一つの要素としてウェルカムグッズの製作を決めました。
(クリエイティブセンターのインターンの企画自体は年明けから、新卒採用チームと二人三脚で進めてきました。また、プログラムの中身や勉強会・社員とのランチ会などは受け入れ部門とも一緒に考え抜いて企画しました。具体的な内容については、後日インターン参加者がレポート記事を書いてくれる予定です。お楽しみに!)


今回のグッズ製作では、企画の段階から新卒採用チームに、コンセプト設計の段階からはBXデザイン室に参加してもらい、完成まで一緒に走り切りました。
改めて、関わってくれた多くの社内メンバーに感謝です!


ウェルカムグッズ製作の流れ


製作が決まってから、どのような流れで進めていったかを簡単に解説します。
これは半分は来年の私のための備忘録として、もう半分は同じようにグッズ製作を検討している方が少しでも参考にできるような内容になっていればとても嬉しいです。


簡単に、とは言いながら5ヶ月にわたる製作期間のなかでたくさんの工程がありボリュームがかなり多いので、この記事では前編として下記の⓪〜③までを解説します。

⓪市場調査
①コンセプト設計・アイディア出し
②キービジュアル制作
③グッズ選定

④デザイン制作
⑤協力会社選定・発注
⑥デザイン修正・入稿
⑦梱包・発送


⓪市場調査


製作に入る前に、まずはLINEのようにオンラインでインターンを行う他の企業がどんなものを作っているのか、受け取った学生さんの反応までSNSで細かくチェックしました。


今回は、色々調査する中で実際に参考にもさせていただき、素敵なグッズを提供されている…と感じた企業様を数社をご紹介します!


DeNA様
参考:


クックパッド様
参考:
※参考にさせていただいたのは昨年のものですが、2021年版を公開されていたので最新のものをご紹介します。


SmartHR様
参考:


ウォンテッドリー様
参考:


Twitter Japan様
参考:


とりわけこの5社は徹底して体験設計を考え、デザインにこだわって作られている印象があります。
個人的にいつも参考にさせてもらっていますし、たくさんのインスピレーションをもらっています!
ご紹介させていただいている企業の皆様、ありがとうございます!


SNS上でインターンに参加する学生さんの反応を見ていると、箱を開ける瞬間からワクワクしたり、「インターンが始まるんだ」という実感が湧いてくる、そんな気持ちになるのがウェルカムグッズの醍醐味で、LINEのインターンにおいてもこれを実現させなければと身が引き締まる思いでした。


①コンセプト設計・アイディア出し


クリエイティブセンターでは、規模にかかわらずどんな制作物でも必ずコンセプトを決めてからデザインをします。
こちらは、ウェルカムグッズ製作をする上で大きな柱となる考え方です。
参加者にインターンを楽しんでもらうことを一番に、Friendly/Passion/Specialの3つのキーワードを定めました。

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またクリエイティブセンターにはノベルティを始めオフラインアイテムのデザインに特化したBXデザイン室があり、制作業務を担当するBXデザイナーたちと一緒にアイディアを出し合いました。


アイディア出しは、もはやクリエイティブセンターでは定番となっているオンラインホワイトボードmiroを使って行いました。こちらは実際にブレストした際のアイディアボードです。
この段階ではまだキービジュアルもデザインも決まる前なので、利用シーンを想像しながら自由な発想で「もらったら嬉しいもの」をたくさん書き出していきました。

スクリーンショット 2021-08-11 19.07.25


②キービジュアル制作


設計したコンセプトをもとにキービジュアルを制作しました。BXデザイナーが複数案作ったものの中から1つをインターンの運営チームで選びます。
この選ぶ作業が結構大変で、なぜならどれも素敵だから!笑


デザイン意図を何度も確認して、以下のような点を重視して選定しました。

・コンセプトに合っているか
・ひと目見てメッセージが伝わってくるか
・インターンとの関連性があるか
・グッズに展開しやすいか
・普段使いしやすいビジュアルか


そして、選ばれたキービジュアルがこちら!

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LINEのブランドカラーである「LINE Forest Green」を生かしたシンプルなビジュアルです。
この形だけで何をモチーフにしているか、ピンときますか?


そう、のれんです!

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のれんの形を使って「歓迎しているよ!」というウェルカム感の演出と、インターン=社会経験の第一歩ととらえ、新しい始まりを知らせてくれる象徴としてキービジュアルに据え、各グッズに展開していくことにしました。

こちらは展開パターンを表したグラフィックシステムです。めくれる角度によって2パターン作りました。
立体的なモチーフをあえて簡略化することで、2色または3色のみのカラー展開という、LINEらしいシンプルなビジュアルになったと思います。

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③グッズ選定


キービジュアルが決まれば、いよいよ各グッズにデザインを落とし込んでいきます。
ここで少し驚いたのは、BXデザイナーの皆さんが複数あったキービジュアル案ごとに全く別のグッズ案を作っていてくれたことです。グッズ選定→キービジュアル制作という順番になっていないのはこういう理由です。
ウェルカムグッズは今回のコンセプトとそれに基づくキービジュアルを最大限に表現できるもの、価値を発揮できるものでないといけない」という考え方です。
たとえば今回選んだモチーフのビジュアルでは、のれん=和風というイメージがあります。それに応じて、のれんの素材や質感、和の雰囲気を意識したグッズになっているんです。
こういうところにLINEデザイナーのこだわりやコンセプトを表現しようとする努力を感じました。


そうして決まったグッズがこちら。

・Tote Bag
・Greeting Card
・Cup
・Green Tea Pouch


気になるデザインは...後編に続きます!

以上、ウェルカムグッズ製作の流れ【前編】をお伝えしました。次回はいよいよ実物が出来上がっていきます。
実はこの記事を書いている時点では、インターン参加者の方のもとにグッズが届いていないタイミングなので、後編はグッズが届く8/16(月)以降に更新する予定です。

追記:後編を公開しました!


最後まで読んでいただきありがとうございました。



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