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BXデザイナーにインスピレーションを 与える「紙もの」たち

こんにちは、BX室ブランドデザイン4チームのシム・ヘインです。LINEのサービスは様々な形で展開されています。そのため、常にブランディングが保たれるようにサービスの本質を捉えたロジカルなブランドデザインが求められます。そのロジカルな思考でいき詰まった時に、感覚的なインスピレーションが突破口になる事があります。
そこで、インスピレーションを得るためにBXのデザイナーたちが普段どのように取り組んでいるのかを聞いてみました。今回は「紙もの」にフォーカスして事例を並べています。

1. パッケージや梱包紙

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ー集めているきっかけは?
もともと文房具会社出身で紙を扱う事が多く、提案のためのサンプルとしてパッケージや紙ものを集めるようになったのがきっかけです。

ーこれらを通じてどのようなインスピレーションを得るのか?
ネットでも様々な印刷加工を調べる事ができます。しかし、紙の素材感や印刷が乗った時の雰囲気は実物を触らないと分からない事だと思います。デザインした紙ものがユーザーの手に届いた時に、どのような経験を与えるのかを実感できるので、その感覚を大事にしています。

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ーそのインスピレーションをブランドデザインにどのように反映しているのか
ブランドデザインチームではオフラインの制作物を作る事が多いです。その中でもイベントの招待状や挨拶状などは特別な仕様で紙ものを作成し、ブランドイメージを伝える事もあります。その際に、普段集めていたものを用いて事業部と意見交換をしたり、工場に仕様サンプルとして渡したりする事で、効率よく仕事を進められます。オンラインのサービスでありながらもオフラインでもしっかりブランディングをしている事を目指して、今後も紙ものを集めていきたいです。

2. 美術館のリーフレット

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ー集めているきっかけは?
旅行が好きで、思い出の記録として取っておいたのがきっかけです。集めている基準は特にないですが、美術館やミュージアムにおいてあるフリーペーパーやチケットは必ず取るようにしています。

ーこれらを通じてどのようなインスピレーションを得るのか?
国によってグラフィックスタイルが異なっていると感じます。自分では思いつかなかった文字の使い方、レイアウトの仕方はデザインの幅を広げてくれるインスピレーションになります。特に日本ではあまり使われない海外の色使いは特別で新鮮な刺激を与えてくれます。

ーそのインスピレーションをブランドデザインにどのように反映しているのか
LINEは日本でリリースされたサービスを海外で展開する事も多く、国内に限らず、伝わりやすいデザインが求められます。日本では「新しい」という感覚を、海外では「分かりやすい」という経験を、それぞれ伝えるために、資料を参考にしながら仕事に取り組んでいます。

3.ファッションブランドのDM

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ー集めているきっかけは?
前職でファッションブランドの雑誌を編集した事もあり、自然に興味を持って取るようになりました。

ーこれらを通じてどのようなインスピレーションを得るのか?
ファッションブランドはその時のトレンドを最も反映している分野だと思います。そのトレンディーな感性をグラフィックで表現したツールの一つであるDMを集める事で、流行をキャッチしています。

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ーそのインスピレーションをブランドデザインにどのように反映しているのか
LINEでは、これからどのようなサービスが求められるのかを常に意識してブランド展開をしています。そのため、スピーディーな対応、トレンドを読み取る感覚が必要だと思います。サービスを継続する為の本質を守りながら、世の中で求められているトレンドを反映したアウトプットをできるように取り組んでいます。

4. 家電のチラシ

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ー集めているきっかけは?
私は中国出身で、ちょうど日本に来た時にiPhoneが発売されました。世界的に話題だったiPhone 3Gのチラシを集める事をきっかけに、今では10冊以上のファイルを持つようになりました。

ーこれらを通じてどのようなインスピレーションを得るのか
日本語の文字の組み方や、使い方からインスピレーションを得る事があります。カタカナだとより強く見えて目立ちやすい、ひらがなと漢字の丁度いいバランスを習得できるなど、自然にインスピレーションを得ていると感じます。

ーそのインスピレーションをブランドデザインにどのように反映しているのか「LINE MOBILE」のサービスを担当した時に、集めていた紙ものたちが役にたちました。インパクトを残すためのグラフィックと情報伝達のためのグラフィックは、デザインの見せ方が異なります。その役割の違いを他のブランドでどのように展開しているのかを観察し、LINE MOBILEではどんな差別化をはかれるのかを意識しながらブランドデザインを行っています。

まとめ

このように同じ媒体でもそのカテゴリーによって様々なインスピレーションを受けることができます。LINEはコミュニケーションアプリ以外にも、電子マネーのLINE PAY 、フードの情報サービスLINE CONOMIなど多様なジャンルのサービス展開を行っております。そのため、BX室では様々な分野に意識を持っている人が求められると思います。各々の考え方や得意分野の知識を共有し合い、一つのブランドを構築していく事で、本質を捉えたブランドデザインを目指しているのです。



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LINE株式会社のUI/UX、スペースデザイン、ブランドデザイン、イラスト、映像制作をデザインする「クリエイティブセンター」の公式noteです。https://twitter.com/linecreative_jp

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